
- 図表が多く、会話調になっているので大変読みやすかったです。
- 私は半日もかからず読み切ることができました。
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本題に移る前に、大変失礼な言い方になってしまいますが・・・
まずはご自身がどこに分類されるか確認をしてください。
この本を買わなくてもいい人
- 働かなくても現在の保有資産の取り崩しで一生豊かに生きていける人
- FIRE※を達成してしまった人
- 俗世間とは全く関わりがなく、完全に自給自足生活をしている人
※FIRE:Financial Independence and Retire Earlyの略。「経済的自由かつ早期リタイア」を意味し、不労所得で生活費をまかなうことができる状態のこと。
立ち読みでOKな人
- リベ大関係者の方々など考え方やスキルを十分に手にしている人
この本を買って読むべき人
- 上記以外
ほとんどの人が「買って読むべき人」になってしまいましたね😅
ちなみに、お金をもらってレビューを書いたり、著者の関係者とかでは一切ございませんのでご安心ください!
では、本書の一部をピックアップして解説させて頂きます。
本書の概要

一言でいうと・・・
高校在学中に起業し、ITビジネスと投資で10代にして年間1億円以上を稼ぐ一方、数々の失敗も経験し、その中で得た「人生を豊かにするリアルガチなお金の教養」について様々な人たちに還元している、いかにも懐が深そうな関西弁インフルエンサー。
(関係者の方々、表現が不適切でしたら訂正コメント入れます🙇♂️)
本書はお金にフォーカスし、具体的かつ簡潔にどうしたらいいのかが記載されている良書だと思います。
以降、5つのテーマにフォーカスしてお伝えします。
テーマ5点にしぼって解説

テーマ1:保険の考え方
著者は「低確率で損失大」の分野のみ民間の保険でカバーすべきと主張しています。
具体的には死亡保険、火災保険、自動車保険の3つであり、それ以外は社会保険が非常に充実しているので不要とのこと。
充実した社会保険とはザックリと下表の通りですが、項目が多岐に渡るので読み飛ばしOKです🙇♂️
種類 | 概要 |
---|---|
高額療養費制度 | 自己負担限度額があり、一度に多額の資金を用意する必要がない |
障害年金 | 障害発生時のセーフティーネットとして、現役世代でも受給可能 |
遺族年金 | こちらもセーフティーネットとして大黒柱が亡くなってしまった場合にも安心 |
雇用保険 | 失業した時に失業給付、育児介護休業給付や教育訓練給付など様々なケースで受給可能 |
公的年金 | 一般的な家庭/平均寿命のケースでは、納付額に対し男性は約1.6倍、女性は約2.2倍の給付あり |
介護保険 | 国ですら維持できない様な手厚い制度。民間の介護保険は一切不要 |
出産関連手当 | 出産費用に加え育休も充実 |
!!日本の健康保険は世界一とおっしゃっていましたよ!!
給付額など書ききれない部分があるのでイメージが湧かないと思いますが、私の感覚では十分な水準ですw
一方でフリーランスは一部民間の保険に申し込んでおいた方がよさそうでした。

馴染みのない社会保険制度についてもしっかり拾っており、大変勉強になりました!
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テーマ2:投資の基本的な考え方
ここはバッサリいかせて頂きます。
私は銀行に約11年勤めていたので、この分野で新しく得られた情報はございませんでした。
- 複利運用の魅力
- インデックスファンド
- ドルコスト平均法
- ポンジ・スキーム
- NISA
- 4%ルール
このあたりの言葉の意味を理解されている方にとって有益な情報はないと思います。

- 厳しいコメントになってしまいましたが、本書の質自体は問題ない水準だと思います。
- さきほどの単語がよく分からないという方にとっては有益だと思います。
テーマ3:家のリセールバリューの考え方
マイホームは買うべきなのかという議論がありますよね。
「それは人によって前提条件が違うので答えは出せないがリセールバリューの考え方は大事だ」とおっしゃっています。
リセールバリューとは売却時の価格のことであり、リセールバリューが高くなる例としては一等地や人気エリアなど値上がりが見込める土地、リセールバリューが安くなる例はこの逆になります。
ただ、日本は人口減少やそれに伴う空き家増加など環境は厳しいため、素人がリセールバリューの高い物件を見つけるのは難しいとおっしゃっていました。

- このトピックスの他にも家賃や火災保険を値下げする方法なども言及あり。
- 個人的にはマイホームはいらないなという結論に至りましたが、判断する材料を多く提供してくれているので、とても有益でした!
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テーマ4:サラリーマンの税金
まずは主な税金について確認しておきましょう。

詳しく説明すると到底収まりきらないのですが・・・とりあえず気分が悪くなりそうですねw
本書では税金の支払いを抑える「控除」について説明されています。
特にふるさと納税、医療費控除、扶養控除などが取り上げられていますので、このあたりを学びたい方にはおすすめです。

- 色々な控除を確認しておきたい人は読むべき価値があると思います。
- しかし、サラリーマンは経費という考え方がなく節税は限定的ですので、本書を確認した上で副業をはじめることをおすすめします。
テーマ5:転職・副業のススメ
「この副業がオススメです!」などの個別議論はなく、自分のペースで少しずつ取り組めばOKとおっしゃっています。
SNSの使い方や会社にバレずに副業を始める方法など具体的な方法についても記載がありました。
恐らくですが、ここの分野は語りだすとそれなりのボリュームがあるので、ここでは簡潔に触れているだけだと思います。
しかし、本書の言葉をお借りると「世は大転職時代!」
「転職・副業」を完全に無視した人生はマズそうです。

本書では深堀りされていませんが、インターネットなどで情報収集することをおすすめします。
手前味噌ですが、私のブログも参考になると思います🙇♂️
まとめ
本記事は個別の議論が中心になってしましましたが、お金の教養を身につけて人生を豊かにするという著者の考え方を理解した上で、具体的に取り組むことをおすすめします。
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以上です。
さいごに、ここまで読んで頂いたみなさまに感謝🙏