【書評/本気でFIREをめざす人のための資産形成入門/穂高唯希】FIREブームにのるなら必読

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お金

 

あきぱん
あきぱん
  • 最近日本でもブームが到来しているFIREに関する書籍。
  • 268ページの単行本であり、一日で読み切れる可能なサイズです。

 

 

この本を読めば得られるもの
  • FIREとは何か
  • アーリーリタイアを目指す上で必要なこと3つ
  • 資産形成は目的ではなく手段であり人生設計をすることが大切

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この本を読んでほしい人
  • FIREについてイマイチ理解できていない人
  • 毎月の支出管理をしていない人
  • 自分の資産運用スタイルが確立できていない人

 

 

上記3点はFIREを目指す上でとても大事な項目ですので、少しでも不安があれば一読をおすすめします。

 

なお、私もFIREを目指していますが、本書を通じて色々とお勉強をさせていただくことができました🙇‍♂️

 

それでは本書に関する私なりの解説をさせていただきます。

 

 

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本書の概要

 

いつものとおり、【本の全体感】と【著者について】を一言で説明させていただきます。

 

【本の全体感】一言でいうと・・・

日本におけるFIRE達成のロールモデルとなった穂高氏による、FIRE達成のために必要な基礎や投資手法、生きる考え方まで幅広く解説した良書。

 

著者:穂高唯希氏について

一言でいうと・・・

三菱サラリーマンである穂高氏は30歳でのアーリーリタイアを決意し「支出の最適化」と「給与の8割を米国高配当株などに投資するスタイル」で金融資産約 7,000万円、月平均20万円超のFIREを達成した日本版FIREムーブメントのさきがけとなった人物。

 

穂高氏はブログも運営されていますね。

 

私もフォローさせていただいているブログです。みなさんもぜひ↓

三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた

 

 

FIRE達成のための必須3項目

 

支出の最適化

 

FIREについておさらいです

 

FIREとは・・・

Financial Independence and Retire Earlyの略。

「経済的自由かつ早期リタイア」を意味し、不労所得で生活費をまかないきれる状態のこと。

 

まずFIRE達成方法は「収入を増やし、支出を減らし、貯蓄率を高める」ことが根幹であり、著者は「支出の最適化」をキーポイントにあげています。

 

この「支出の最適化」についていくつかピックアップして解説します。

 

 

支出の最適化が必要な理由|必要な金融資産の圧縮や難易度の低下が期待できる

 

下表の通り、1ヶ月の生活費によってFIRE達成に必要な金融資産が大きく変わります。

 

1ヶ月の生活費必要な金融資産計算式
20万円6,000万円6,000万円 ✕ 4% ✕ 1/12ヶ月 = 20万円
25万円7,500万円7,500万円 ✕ 4% ✕ 1/12ヶ月 = 25万円
30万円9,000万円9,000万円 ✕ 4% ✕ 1/12ヶ月 = 30万円

 

著者いわく、1円の収入増やすのも1円の収入減らすのも同じ1円の収入を得るためには労力がかかるが1円の収入を減らすことは心がけや知識・発想次第で容易に可能だそうです。

 

また、収入を増やすと同時に課税所得も増えてしまうが支出を減らしても税金がかからないこともポイントとして挙げています。

 

 

支出最適化の具体案1|携帯は格安SIM

 

これは私も最近、大手キャリアから格安SIMに変えましたので共感。

 

私の場合、変更する際のネックが通信速度だったのですが、auからUQモバイルに変えても、体感ではまったく差はなかったですよ。

 

大手キャリアを使っている方は切り替えの検討をおすすめします。

 

 

支出最適化の具体案2|コンビニでの買い物は避けよ

 

コンビニは便利な反面、必要以上に購入してしまうことや単価が高いことが問題点として挙げられますね。

 

私の場合(おそらくみなさんもそうだと思いますが)、コンビニに立ち寄った時点で負けが確定してしまうと思っているので、立ち寄らない様にしていますw

 

 

支出最適化の具体案3|支払いは現金でなくクレカで

 

これも私は心がけていますね。

 

クレカを1枚ももっていないという方はかなり少数派だと思いますので、クレカを保有しているという前提でお話すると、クレカを使う時のネックは「手間」ですよね。

 

でもこの「手間」は継続していると慣れますよ!

 

そして今はカードを出さなくてもiDなどによりスマホでクレカ決済が可能です。

 

よく「現金を使っているとお金が出ていく実感がもてるので浪費を防ぐことができる」という言い分がありますが、これは正直いって言い分というより言い訳に近くクレカのポイントという実利(じつり)獲得の機会を損失している点を認識すべきですね。

 

例:月10万円支出✕12ヶ月✕クレカポイント1%=12,000円

 

楽天経済圏でまとめた場合や各種キャンペーンなどを踏まえると相当な金額に積み上がりますよ。

 

 

支出最適化の具体案4|保険に入らない

 

これは以前「【書評】本当の自由を手に入れるお金の大学|両@リベ大学長」で解説済みですね。

 

日本は社会保険制度が非常に充実している点各種保険は保険会社による運営費などマージンが保険料に折り込まれているので割高になりがちな点を考慮すれば、極力保険に入らないことがベストですね。

 

やはり、表面的な情報に惑わされず、仕組みを理解している人は、しっかりおさえているなぁという印象をもちました。

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資産運用方法

 

配当金に着目する

 

著者の投資手法は「高配当株・連続配当株をひたすら買い続ける」というスタイルです。

 

そして、配当金のメリット・魅力については下図のとおり挙げています。

 

配当金のメリット・魅力
  • 手間がかからない
  • 再現性が高い
  • 不労所得の可視化になり、経済的自由の達成具合が明瞭
  • 出口戦略を考える必要性が基本的に生じない
  • 時間と共に積み上げられ、相場局面に関わらずモチベーション維持になる
  • モチベーション維持により長期投資を可能にさせる
  • ほかの生き方をする選択肢が増え、そのハードルが下がる
  • 月々のキャッシュフローが読みやすい
  • 配当利回りが、株価下落時の一定のクッションになることがある

引用元:本気でFIREをめざす人のための資産形成入門/穂高唯希

 

それでは、いくつかピックアップして解説しますね。

 

 

配当金のメリット・魅力1|手間がかからない

 

株式というペーパーアセットから生じる配当金は最も手間がかからない所とおっしゃっています。

 

比較対象として、不動産投資太陽光発電などのハードアセットも挙げていますが、これらと比べても株式配当金の場合は、株式を保有しさえすれば配当が得れれる点をメリットとしてとらえていますね。

(当然、株式会社が存続することや利益を出し続けることなどは前提条件にありますが)

 

自分の体力はあくまで本業に注力し、保有資産を眠らせないように勝手に稼いでくれるモデルを構築するならば、この「手間」という視点は必ず考慮しなければいけませんね。

 

 

配当金のメリット・魅力2|再現性が高い

 

配当金は株式保有分に応じて積み上がっていくため、定期的に株式を購入していけば自然と受取配当金が多くなっていく、という説明があります。

 

これもおっしゃる通りだと思います。

 

事業へ投資する場合の投資効果は均一ではないです。

例えば、需要が限られているものであれば、頭打ちになってしまいます。

あるいは、規模の利益をとる必要がある投資(大量生産することで1単位あたりの生産コストが抑制できるもの)は初期コストが発生してしまいます。

これらは、株式を購入する場合と比べて再現性が低いと言えますね。

 

これは株式に限らず、証券化されている金融商品のメリットだとも言えるでしょう。

 

 

配当金のメリット・魅力3|モチベーション維持

 

配当金収入は時間と共に積み上げることができるため、相場局面に関わらずモチベーションを維持できる

  ↓

モチベーションが維持できることで、長期投資が可能になる

 

ここの部分本書の中でもかなり強調されていたと思います。

 

投資には色々な理論やスタイルがありますが、その中で穂高氏が重要視していたのは定期的にキャッシュが入っているという精神的なものであり、それはつまり「配当金」だということです。

 

書籍「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資 」で有名な投資系YouTuberのバフェット太郎氏も、相場下落時の狼狽(ろうばい)売り回避を重要な要素としてとらえていらっしゃいました。

 

株価上昇のキャピタルゲインを狙いたい気持ちは正直ありますが、精神安定を望むならやはり配当によるインカムゲインに軍配が上がりそうです

 

補足:キャピタルゲインとインカムゲイン

キャピタルゲインが享受できる例

企業が利益を出す

  ↓

企業はその利益を次の事業投資にまわし、配当金の支払いは見送る

  ↓

投資家は配当金という利益の見返りが得られないが、投資した事業からさらに利益が生まれることで企業が成長する

  ↓

株価が上昇する

  ↓

投資家は株式を売却して一気に株式売却益を得る

インカムゲインが享受できる例

企業が利益を出す

  ↓

企業はその利益を配当金支払いにあてる

  ↓

投資家は配当金を受け取ることができる

  ↓

株式を継続保有することで定期的に配当金を得ることができる

 

 

その他、ETFへの投資や米国高配当株に投資するメリットも記載がありましたが、ここでは書ききれないため、別の記事にさせて頂きますね。

 

 

人生設計をすることの大切さ|FIREは目的ではなく手段

 

ここまで、支出の最適化資産運用方法について、本書から抜粋をして解説してきました。

 

しかし、それよりも大事なことがあります。

そうです、掲題の通り「自分はどういう人生をおくりたいのか」ということだと思います。

 

本書を引用させていただくと、

資産形成、そしてお金というのは、あくまで目的ではなく手段であって、それ以上でも以下でもないということです。

各人の支出水準を論じる際、結局、各人の価値観次第という結論に帰します。・・・省略・・・つまり、FIREを語る上で外せないのは、生き方そのものです。

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門/穂高唯希

 

支出の最適化をはかる上で考えることは、どういう生活をおくりたいかです。

 

本書でも、「適度な田舎暮らしは、FIRE・セミリタイア生活と親和性が高いライフスタイルの1つです。」(引用元:本気でFIREをめざす人のための資産形成入門/穂高唯希)とあり、幸せとは金持ちになってブイブイいわすことだけじゃないですよね。

 

私のおすすめは最初の段階ですべてを固定するのではなく、取り組みながら柔軟に考えていくことです。

あまりおすすめしない・・・

人生設計を固める → 支出を最適化して1ミリもはみ出さないよう頑張る

おすすめ!!!

人生設計をする → 支出を最適化する → イベント発生時に人生設計を見直す → 支出を見直す (→これを永遠繰り返す)

ガチガチだと生きづらいです🙇‍♂️

 

 

まとめ

 

Check Point
  • 支出の最適化は必要な金融資産の圧縮や難易度低下が期待できることから重要であり、自身の人生設計のもとにもなる
  • 高配当投資は「手間」「再現性が高い」「モチベーション維持」などの観点からメリットや魅力がある
  • FIREは目的ではなく手段であり、各人のライフスタイルによって自由に設定するもの

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以上です。

さいごに、ここまで読んで頂いたみなさまに感謝🙏

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