【ドラマ半沢直樹に学ぶ】誤った成功体験が社畜の温床となる理由

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銀行員

 

あきぱん
あきぱん
  • 私は先日、約11年勤めた銀行を辞めた元銀行員です。
  • ドラマ「半沢直樹」を観て思ったことを解説します。

 

注意

期待はずれにならない様に先にお伝えしておきますが、銀行の裏事情など元銀行員の暴露話ではないです。

 

早速ですが、結論はこのサムネの通りです。

 

どういうことなのかザックリ説明することこちらの通りです↓

記事の内容
  • 成功体験はその直前までの「苦難」がレバレッジになっている
  • 「苦難をどう乗り越えたか」が成功体験を通じて獲得したスキル
  • 「苦難=理不尽」であれば成功体験が美化されているだけであり社畜の温床となる
  • 成功体験は麻薬なので「苦難」の内容をしっかり把握する必要あり

 

では1つずつ説明していきます。

 

なお最後には転職の判断基準についても触れていますので、最後まで読んで頂いたほうがお得かもです。(もちろん途中の読み飛ばしはOK)

 

 

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成功体験はその直前までの「苦難」がレバレッジになっている

 

ドラマ半沢直樹のストーリーは、

悪役たちが半沢たちをイジメる

 ↓

半沢たちがこの苦難を乗り越えて最後には勝利する

こんな流れになっていますが、この様なオチが見え見えのドラマにも関わらずこれだけ世間から評価されているのは、最後に勝利する瞬間がとても爽快だからです。

 

 

ここで押さえて頂きたいことは、この爽快さを演出しているのは直前までの苦難だということです。

 

 

いわゆるギャップというもので、苦難というマイナス要素がテコになってるからこそ勝利した瞬間(=成功体験)が爽快に感じられるのです。

 

あきぱん
あきぱん

「倍返し(=成功体験)」は受けた仕打ちがゼロなら実現せず、仕打ちが大きければ大きいほどインパクトが大きくなります。

 

 

「苦難をどう乗り越えたか」が成功体験を通じて獲得したスキル

 

少したとえ話をします。

ある銀行員がお客さまから融資の案件を受け付けました。

その銀行員は四六時中この案件のことを考えた末に、素晴らしいスキームを思いつくことができました。

しかしこのスキームを組成するためには、お客さまに負担がないか、銀行の回収リスクはないか、法的に問題ないかなど、ネックがいくつもありました。

銀行員はこの課題に愚直に取り組み、力を尽くしたことでネックを解消し見事成約することができました。

 

この案件を組成する過程で銀行員はたくさんの苦難を乗り越えることができた結果、お客さまとの条件交渉力や審査能力、法務知識などたくさんのスキルを獲得することができましたね。

 

これはこの銀行員にとって素晴らしい成功体験だったと言えますが、獲得したスキルは「苦難をどう乗り越えたか」が起点になっていることが分かります。

 

 

では、ドラマ「半沢直樹」の場合はどうでしょうか。

 

 

半沢たちの「苦難」とは「理不尽な仕打ち」であり「どう乗り越えたか」は「耐えた」です。

 

 

つまり獲得したスキルは「ストレス耐性」です。

 

 

あるいは「理不尽を回避するスキル」なども身についたかもしれません。

 

何れにせよ「理不尽さ」を乗り越えるためのスキルを獲得していました。

 

 

あきぱん
あきぱん

半沢たちが獲得したスキルは「理不尽」が起点になっており、「理不尽」が発生しないと発揮できないスキルです。

 

 

「苦難=理不尽」であれば成功体験が美化されているだけであり社畜の温床となる

 

もう察しがついているかもしれませんが、半沢たちが理不尽な仕打ちを受けなければ成功体験は生まれません。

 

 

理不尽な仕打ちがあったからこそ生まれた成功体験、とも言い換えることができます。

 

 

でも「理不尽」なんてそもそも無い方がいいに決まっています。

 

 

理不尽な仕打ちを受けた時、「戦う」or「屈する」の二択ではなく「関わらない」が正解です。

 

半沢たちみたいに戦ってしまってはいけません。

 

 

その果てにあなたが獲得できるスキルは「理不尽野郎を殲滅(せんめつ)する力」です。

 

 

理不尽な仕打ちをしてしまった人は処罰される(多分そういう結末になる)のでこれは会社的にはOKなのかもしれませんが、会社のためにわざわざあなたがやってあげる必要はないです。

 

理不尽野郎を殲滅する

 ↓

「理不尽野郎を殲滅する力」を獲得する

 ↓

また理不尽野郎を殲滅する

 ↓

また「理不尽野郎を殲滅する力」を獲得する

このループは社畜の所業です(以降「社畜ループ」と呼びます)。

 

「社畜ループ」を成功体験と呼んでしまうと社畜が横行します。

 

社畜の末路は「ものすっっっごい理不尽野郎を殲滅する力」の獲得だけです。

 

 

ドラマ半沢直樹から離れますが、別の視点からもう2点お話させてください。

 

 

補足1:上司の優しさに注意

 

大抵の上司は部下に会社を辞められたくないと思っています。

 

なぜなら部下が辞めてしまうチームは「問題がある」と判断されその上司の評価が下がることが多いからです。

 

上司はそれを回避するために部下に対して成功体験を盛ってしまったり、擬似的に作ってしまうことがあります。

 

上司
上司

仕事が上手くいくとこんなにもやりがいを感じられるな!

理不尽なことはいっぱいあるけど、会社を辞めなくてよかっただろ。

 

 

苦難を乗り越えた時に上司からこの様に言われたら冷静に考え直してください。

 

繰り返しになりますが、そもそも理不尽に対しては逃げることがベストです。

 

補足

もちろん「部下が会社を辞める=上司の評価が下がる」としない良い組織、部下の適正を判断して退職を促してくれる立派な上司もたくさんいらっしゃいます。

ですが、自分が常にその目利きをできている保証はないので、上司を盲信せず冷静に疑ってみることが必要です。

 

 

補足2:まわりの人達の優しさに注意

 

「苦難の時期」にお客さまや先輩方に助けてもらうことがあります。

 

困っている人を助けてくれる人たちは素晴らしく、世界に一人でも多く存在すればいいと思いますが、ここでも受け取る側は冷静に考え直した方がいいと思います。

 

 

「苦難=理不尽」であれば、その優しさは「理不尽」に耐えるための栄養剤ということになります。

 

 

それは非常にもったいない話であり社畜の温床になりますので、受け手がやるべきことは理不尽から逃げること」「新しいことにチャレンジすること」です。

 

 

困っている人を助けてくれる様な人たちは、きっとチャレンジする人も応援してくれるはずです!

 

 

成功体験は麻薬なので「苦難」の内容をしっかり把握してください

 

まとめになりますが、成功体験は(良い意味でも悪い意味でも)麻薬だと思っています。

 

成功体験は上手く使うべきなので、「苦難」が何だったのか、しっかり把握してください。

 

 

ちなみに転職に踏み切れない人はこの成功体験がボトルネックになっている可能性があります。

 

サラリーマン
サラリーマン

勤めているとつらいこともいっぱいあるけど、あの成功した時の喜びが忘れられない

 

しかし、この成功体験が「半沢式」なら、社畜ループのど真ん中にいますので、速攻転職に踏み切ってください。

 

社畜ループがあなたのスキルアップにつながらないことは、これまで説明してきた通りです。

 

 

ドラマ半沢直樹ブームに水を差してしまって申し訳ないですが、頭の片隅に置いておいて頂けたら幸いです。

 

さいごに、今回のおすすめ記事はこちらです。

 

以上です。

ここまで読んで頂いたみなさまに感謝🙏

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